第4話(2026年1月27日〈火〉24:24 放送)
小説賞の授賞式。壇上の黒崎(山中柔太朗)は緊張でこわばった笑みのまま受賞スピーチへ――と、客席の小春(豊嶋花)を見つけると感情がせり上がり、会場が凍るほど真っ直ぐに“好き”を宣言してしまう。拍手とざわめきが交じるフロア。翌日にはワイドショーのテロップが躍り、学校帰りの小春の前に記者とカメラが雪崩のように押し寄せる。
路地へ逃げ込んだ小春を、黒崎は息を切らして追いかけ、肩越しに差し向けられたマイクを払いのけようとしてバランスを崩す。転倒の拍子に“作家の命”である右手を強打。血の気が引いた小春は、「原因は自分だ」という負い目と、黒崎を放っておけない想いが一気に噴き出し、代筆を申し出る。
以後、“おにぎり屋が定休日の日だけ”という約束で、黒崎のマンションで口述筆記が始まる。広いリビング、窓辺の大きな机、山積みのゲラ。黒縁メガネをかけ「仕事モード」になると声のトーンが少し低くなる黒崎に、小春は何度も胸が高鳴る。着替えを手伝うとき、白いシャツのボタンに手間取って距離が詰まる瞬間も。原稿の合間、黒崎は幼少期に母を亡くし、再婚家庭で居場所を見失ったこと、温かい家庭に憧れてきたことをぽつりぽつり語る。小春は“彼の孤独の形”を初めて具体的に知り、ただの憧れではない感情に気づいていく。その一方で、映画化決定の話題が浮上し、担当編集・桐矢が“スキャンダルは致命傷だ”と釘を刺す。二人の距離は縮むのに、世間との距離は広がっていく――。
第5話(2026年2月3日〈火〉24:24 放送)
映画『初雷の恋』の撮影現場へ差し入れを抱えて向かった小春。クレーンがうねり、ライトが白く照る。緊張で台詞が飛びがちな黒崎を、モニタ脇から小さくガッツポーズで励ます。ところが次の瞬間、黒崎の腕に自然に絡む女優・有栖川玲(石川恋)の柔らかな仕草を目撃してしまう。スタッフが「お似合い」と囁くたび、小春の胸には鈍い棘が増える。
おにぎり屋のカウンターでは、新人バイトとして現れた黒崎の弟・唯央が、まだ正体を明かさずに溶け込んでいく。常連の会話に混じる「公開告白の続きは?」という軽口。小春は笑って受け流しつつ、仕込みの手が止まる。夜、マンションで代筆を進めると、黒崎は“凡ミス”を気にして不機嫌になりかけるが、小春が息を合わせて台詞の調子を整えると、ぴたりとリズムが戻る。二人で作った行の並びを見て、黒崎は「君がいてくれると書ける」と目尻を和らげる。だが、小春の脳裏から昼間の“腕組み”が消えない。
打ち上げの招待状が届く。ドレスコード、会場のホテル名、VIPのリスト――小春の“住む世界”にない単語が連なる。彼女は胸の奥のモヤモヤを言葉にできないまま、翌週へ。第5話は、差し入れ、現場、そして“腕を組む一瞬”が、恋の足元を揺らす回だった。
第6話(2026年2月10日〈火〉24:34 放送)
ホテルの宴会場。ジャケットで凛とした黒崎と、光沢のあるドレスを纏った玲。場内の視線は二人に吸い寄せられ、SNSには玲の“におわせ投稿”が即座に拡散される。照明の反射でスマホ画面がきらつくたび、小春の心臓がざわつく。テーブルの花、シャンパンの泡、笑い声――そのどれもが自分を遠ざける音に聞こえてしまい、小春はそっと会場を抜け出す。
廊下の奥で立ち止まり、深呼吸。逃げるだけでは何も変わらないとわかっているのに、戻る勇気が出ない。そこへ“耳触りのよい親切”の顔をした玲が近づき、さらりと優越を匂わせる言葉を置いていく。小春は初めてはっきり口にする――“釣り合わなくても、隣は譲らない”。震える声でも、目は逸らさない。会場へ戻る足取りは、来たときよりも少しだけ強い。ラスト、黒崎に真っ正面から気持ちをぶつける準備を整えた小春の表情で次回へ。
ワンポイント整理(テーマ)
第4話:告白→炎上→負傷。口述筆記という“共作”が二人の距離を縮める。
第5話:映画の現場と“腕組み”がもたらす不安。仕事/家族(弟)/恋が交錯。
第6話:打ち上げと“におわせ”。小春が初めて恋の主導権を掴みにいく。
公式の各話ページ・番組情報:黒崎さんの一途な愛がとまらないのSTORY・相関図・記事ページをご参照ください。
第7話(放送予定と現況)
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放送日時:2026年2月17日(火)24:34〜(日本テレビ系「ドラマDEEP」)と告知あり。
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公式STORYの公開状況:現時点(2026年2月13日・東京)で、公式サイトのSTORYは第6話(2026年2月10日放送回)まで。第7話の詳細あらすじは未掲載です。
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番組情報ページ(出演者・各話リスト等)は第7話項目の枠だけ確認できますが、内容は未詳です。
以上より、第7話の具体あらすじは公式未発表。放送当日の内容で確定します(上の出典参照)。
名台詞ピックアップ(第4〜6話)と機能
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「大好きです」
授賞式スピーチでの公開告白。短いひと言に“私的な気持ちを公的空間に晒すリスク”が圧縮され、その後の炎上・追走劇・右手負傷の因果を起点化。 -
「後悔させてあげる」
黒崎が不器用な決意をにじませるフレーズ。甘さに頼らず“行動で示す”宣言として、以後の(撮影・執筆・関係修復)シーンのモチベーションに。 -
(小春の言葉・要旨)「釣り合わなくても隣は譲らない」
第6話の転回点。自己評価の低さと関係の主体性がぶつかる瞬間で、ここから小春は“受け身のヒロイン”を卒業していく。※公式あらすじの主旨に基づく要約。
小道具の象徴性(差し入れ・メガネ・右手サポーター)
1) 差し入れ(おにぎり/ハーブティー)
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機能:ふたりの“共作”の燃料。
第5話、撮影に不慣れな黒崎へ小春が差し入れと亡き母の思い出のハーブティーを手渡すと、黒崎は呼吸を取り戻しシーンを乗り切る。食べ物=家の温度/日常の回復で、緊張で揺れるプロの現場に“小春の世界”を持ち込む行為。 -
意味:
「供給(ケア)→回復→前進」という儀式。差し入れは“支える”の具体であり、告白のように大仰でなくとも、関係を実質的に前に進める。
2) メガネ(黒崎の黒縁)
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機能:スイッチング装置。
口述筆記のときにかける黒縁メガネは、“恋人未満の距離”から“作家と書記の距離”へ切り替えるギア。声色が少し低くなる描写も相まって、仕事モードの境界線を視覚化する。 -
意味:
ふたりの関係が“とろけるロマンス”に流れすぎないよう、プロフェッショナルな緊張を保つ小道具。メガネがある限り、甘さと実務が両輪で回る。
3) 右手サポーター(包帯・固定具)
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機能:代償と共作の証拠。
授賞式後の混乱で負傷した“作家の手”は、公的告白の代償であり、口述筆記という**共同制作(コ・クリエーション)**の必然を生む。 -
意味:
怪我は“痛みの可視化”。以後の執筆は二人三脚となり、完成原稿の一行ごとに“私(小春)の関与”が沈殿していく。恋が物語のテキストへ刻印される仕組み。
ここまでの人物線(第4〜6話の発達)
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小春(白瀬小春):
世間の目→打ち上げ会場→“におわせ”に晒され、劣等感→主体性へ反転。差し入れや口述筆記の具体的ケアで関係を動かす実務派に育つ。 -
黒崎(黒崎絢人):
公開告白で私情の公表→代償を負い、仕事(演技・執筆)面の未熟も露呈。ただし“行動で示す”軸は一貫。 -
有栖川玲(有栖川玲):
“におわせ”で優位を取る戦略家。小春に外圧の形式(格差・場違い感)を突きつけ、覚醒の呼び水に。
主要実在情報(確認済み)
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主演:豊嶋花 × 山中柔太朗、共演:石川恋。
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放送:日本テレビ「ドラマDEEP」。見逃しはTVerで配信。
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原作レーベル:フレックスコミックス(原作コミック出典)。
まとめ(第7話への“手がかり”)
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現時点の確定情報は「放送日」と「第6話までの公式要約」。第7話の中身は未掲出。
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物語の焦点は、
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公開告白の**代償(右手)**をどう乗り越えるか、
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“場違い感”を突破した小春が主体的に隣に立ち続ける術を獲得できるか。
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小道具は今後も、差し入れ=回復、メガネ=切替、サポーター=代償と共作、という意味のレイヤーで物語を推進するはず(ここまでの描写からの整理)。


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