※本記事は放送前の事前まとめです。
放送後(2/5 22:00以降)に内容を追記更新します。
2月5日(木)放送の第5話は、映画化プロジェクトに届く脅迫状と“ムービー保険”が鍵。撮影現場で起きたワイヤー事故をきっかけに、保険金・利害・人間関係が渦巻く“見えない犯人”を天音たちが追い詰める。職能ドラマとしての緊張感と、保険調査のロジックが心地よく噛み合った一編だ。
あらすじ(ネタバレ最小)
映画『劇場版 TOKYO SHADOWS』の制作陣に脅迫状が届き、プロジェクトは中止保険(いわゆるムービー保険)に加入済み。依頼を受けた調査班は撮影現場へ潜入する。主演級二人の不和が噂されるなか、ワイヤーアクション中にワイヤー破断事故が発生。俳優が落下し重体に——偶然か、破壊工作か。天音は“命綱への細工”を示す微細な痕跡を拾い、内部犯行の線を強めていく。
事件のポイント
保険が動機を増幅:制作中止が保険金の“正当化”に直結する構造。予算超過、キャスティングの火種、スケジュール遅延——誰にとって“中止”が最適解かを逆算する捜査が核。
物理トリック×現場慣行:ワイヤー破断は偶発でも再現でもなく、「安全確認工程の抜け穴」を突いた仕業と示唆。小道具・ワイヤー管理の権限とタイムスタンプの食い違いが手がかりに。
“脅迫状”の顔:現場で文面を見たキーパーソンの反応が露骨に変化。筆圧・言い回し・業界内の略語から“身内言語”が匂う。
キャスト/キャラクター
天音蓮:演・玉木宏
栗田凛:演・岡崎紗絵
深山俊雄:演・小手伸也
沢木孝雄(保険会社):演・野間口徹
佐久間凌:演・渡部篤郎
ゲスト:深津慎介=石黒賢/鈴木海斗=中村海人/入江甚儀
見どころ
“ムービー保険”の実務描写:事故で止まると何がどう補償され、誰が損得するのか——保険条項の“現実”が物語を前進させる。
推理の軸が二重化:①物理(どう切ったか/いつ仕込んだか)②経済(誰が中止で得をするか)の両輪で容疑者が絞られていく。
チームの機能美:現場潜入・データ照合・契約書読み解きが分業で噛み合い、調査ドラマとしての快感が高い。
考察メモ(犯人像の条件)
動機:中止で“負債整理”or立場逆転が見込める人物。
手段:ワイヤー保守工程に一時アクセス可能/安全確認をバイパスできる立場。
機会:事故当日、最終点検前後の“死角”に滞在。
→ これらを満たしつつ、脅迫状で“社外犯”を装う必要がある人間が最有力。
放送&配信
放送:フジテレビ 系/木曜22:00枠(第5話:2026年2月5日)。
見逃し:TVerで最新話、FODで全話配信。
総評
“映画制作”という巨大プロジェクトの利害を、保険のレンズで切り取った快作。アクションのスリルと、契約・条項・工程管理といった“地味だけど避けて通れない現実”が両立。シリーズの中でも職能ドラマ色が最も濃い回と言っていい。
付録:ショートFAQ
Q. ムービー保険って何が出る?
制作中止時に、投入済みの撮影費やキャスト費などを補償。誰にいくら出るかは特約で大きく変わる。
Q. 事故は故意?
物証・工程の矛盾から“細工”の可能性が高い——というのが第5話時点の結論(詳細は本編)。


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