第5話「女性作家の秘密」(2026年2月4日〈水〉24:10放送)
あらすじ詳細
編集長・玉川(演:徳井義実)と新人編集者・ましろ(演:桃月なしこ)は、看板作家・神室氷雨(演:内藤秀一郎)の新作発売に向けて準備を進める一方、官能小説の地位向上と女性読者獲得を狙い、人気“不倫もの”作家・東雲妖子(演:早織)に「女性向け官能」企画と“顔出し”プロモを打診。東雲は即答せず、「玉川が家族(妻と娘)に仕事を打ち明けるなら顔出しする」と交換条件を提示する。
担当編集の渡瀬(演:髙畑遊)は東雲の態度に違和感を覚え、ましろは元担当の西野から過去事例を聞き出そうと動く。私生活では、ましろが弟・蒼(演:倉須洸)の司法試験合格祝いに同席するも、母・道代(演:遼河はるひ)へ“官能小説の編集者”だと告げられず、胸のつかえを抱えたまま。東雲の“条件”は単なる話題作りなのか、それとも作家としての矜持ゆえか——編集部と家族、仕事と生活の境界がじわじわとせり上がる。
見どころ・解釈
- PRの線引き:部数を伸ばす“顔出し”の効果と、匿名性が守ってきた創作自由のせめぎ合い。編集が数字だけでなく、作家の生活・思想も背負う重さが描かれる。
- 家族へのまなざし:ましろの“言えなさ”が玉川の課題とシンクロ。職業倫理と家庭内コミュニケーションが鏡像関係で進行する構成が巧い。
第6話「不倫モノ作家の真実と編集長の覚悟 / 編集長・家族への告白」(2026年2月11日〈水〉24:10放送)
あらすじ詳細
東雲の提示した“顔出し=玉川のカミングアウト”条件はのちに撤回される。しかし玉川は他者の条件に乗せられるのではなく、自分の意志として家族に仕事を告白する決心を固める。ましろもまた、母に正面から向き合う段へ。東雲の“不倫もの”の裏側にある私的事情(作家が背負う現実)がにじみ、渡瀬の違和感の理由も輪郭を帯びる。プロモーション、作家の尊厳、家庭と仕事——その継ぎ目をどう言葉にするかが全編の核。
見どころ・解釈
- 「誰のために告白するのか」:条件が消えた後も、玉川が“自分の物語”として家族に向き合う点にこの回のテーマ性が集約。権威付けや話題化のためのカミングアウトではなく、仕事への誇りの再定義。
- “編集”という職能の核心:作家・作品・読者・社会・家族…相反する利害を束ねて最適解をつくる仕事が編集だと示す。東雲の選択にも、匿名・実名の中庸を探る“編集的思考”が透ける。
放送・見逃し配信リマインド
- 放送:テレビ大阪=毎週水曜24:00台(第5・6話は24:10開始)/テレビ愛知=毎週土曜26:15。番組概要より。
- 見逃し:TVerで最新話、全話見放題はDMM TV独占。第5・6話の個別ページ/シリーズページも公開中。
作品クレジット(抜粋・初出の方のみ表記)
- 原案本:『令和に官能小説作ってます フランス書院編集部物語』— 原案元のフランス書院に基づくドラマ化。


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